ダイソン空気清浄ファン「TP04」と「TP07」には、以下のつの違いがあります。
①発売日
②機密性
③フィルター
④運転音
その違いについてこれからご説明いたします。
TP07 | TP04 | |
発売日 | 2021年 | 2018年 |
気密性 | 気密性の高いシステムで粒子を製品内に閉じ込める | フィルターで汚れた空気を除去 |
フィルター | 1体型 | 2段式 |
運転音※1 | 26.3~47.0db | ???~50.4 |
色展開 | ホワイト/シルバー シルバー/ブルー | ホワイト/シルバー アイアン/ブルー |
※1 新モデルは従来モデルと比べて、20%ほど運転音が軽減されたといわれていますが、旧モデルの最小運転音値は入手出来ませんでした。
気密性の違い
TP07(新)は製品自体の気密性を高めることで、製品自体でもPM 0.1を99.95%閉じ込めることに成功しました。
HEPAフィルターは、従来からPM 0.1を99.95%除去できるという性能の高いものです。
しかし、空気清浄機は、汚れた空気をフィルターに通すことで、微粒子を取る仕組みになっています。
すなわち、フィルターが高性能でも、フィルターを通らない空気があるとその威力は発揮できません。
TP07(新)は、製品自体の気密性を向上させたことにより、空気中から微粒子を捉え、製品内に閉じ込めているのです。
これにより、黄砂や花粉はもちろんのこと、ある程度のウイルスにまで対応しています。
フィルターの違い
TP07(新)は微粒子を除去するHEPAフィルターと、有害なにおいやガスを除去する活性炭フィルターが1体型になりました。
交換しやすいだけでなく、リサイクル素材を使用しているので環境に配慮された商品になっています。
TP04(旧)のフィルターはフィルターが別々に分かれる二段式だったので、メンテナンスには少し手間がかかりました。
なお、新モデルには標準装備されている一体型フィルターは、TP04(旧)にも使用できます。
運転音の違い
TP07(新)では、従来モデルと比べて運転音が20%ほど静かになりました。
元々ダイソンの空気清浄ファンでは、他の空気清浄機や扇風機と比べて音がしないという意見が多いです。
新旧モデルの共通点
新旧モデルの機能もここでおさらいしておきましょう。
基本スペック
TP07(新) | TP04(旧) | |
30分で12畳※3 60分で35畳※4 8畳の清浄時間:約22分 | 0分で12畳※ 60分で34畳※4 8畳の清浄時間:約22分 | |
清浄力 | 4.99㎏ | 5.06㎏ |
重さ | 105.4㎝ | 105㎝ |
幅 | 22㎝ | 22.3㎝ |
奥行き | 22㎝ | 22.3㎝ |
最大消費電力 | 40W | 40W |
※4 ダイソン自社基準で算出
機能
TP07(新) | TP04(旧) | |
スマホからモニターとコントロールが可能 | ○ | ○ |
ディスプレイで空気質をリアルタイム表示 | ○ | ○ |
PM0.1レベルの微粒子を99.95%除去 | ○ | ○ |
気流を増幅させて部屋全体の空気を清浄 | ○ | ○ |
空気清浄機使用時に排出する空気を後方に送風 | ○ | ○ |
静音と減光で睡眠の邪魔をしない | ○ | ○ |
音声でコントロール可能 | ○ | ○ |
角度調整も可能な首振り機能 | ○ | ○ |
花粉99%除去能力認証済 | ○ | ○ |
まとめ
旧モデルTP04は、新モデルTP07の型落ちですので、価格的には優位性があるので、即買いならばTP04一択かもしれません。
機能的には、根本的な改良というよりも、改善にとどまっていると思われます。
オフィシャルサイトでは廃番になっているそうですが、もし旧モデルHP04を見つけることができ、価格的に優位性があるなら、旧モデルがお買い得といえるでしょう。
TP04旧モデルがおすすめのあなた
- とにかく価格を優先したい人、2万円の違いは大きいですよね。
- 運転音があまりに気にならない人
HP07新モデルがおすすめのあなた
- 空気清浄能力を追求したい人
- 最初から最新のフィルターを使いたい人
- 運転音が気になる人
- とにかく最新モデルが好きな人