Hisenseのエントリー〜ミドルレンジ向けの液晶テレビとして2024年に登場した「A4N」および「E4N」シリーズ。見た目も性能も非常に似ている2モデルですが、国内市場においては販売経路やカラー展開などに微妙な違いがあり、知っておくと買い物で得をするポイントがあります。
この記事では、“型番が違うだけかと思っていたら、実は細かく違う”というユーザーの疑問にこたえ、A4NとE4Nの差を徹底的に比較。また、「どんな人にどっちが合うのか」も明快にまとめています。
比較表
項目 | A4Nシリーズ | E4Nシリーズ |
---|---|---|
発売時期 | 2024年 | 2024年 |
販売チャネル | 家電量販店・オンラインストア | ネットショップ・一部量販店限定 |
画面サイズ展開 | 24・32・40インチ | 32・40インチ |
32型の解像度 | HD(1366×768)/フルHD(機種により) | フルHD(1920×1080) |
パネル種類 | VA(24・40)、ADS(32) | VA(40)、ADS(32) |
消費電力 | A4Nと同等 | 同上 |
テレビ機能 | フルHD・Bluetooth・AirPlay・録画可能 | 同等 |
スマート機能 | VIDAA OS・主要配信アプリ対応 | 同等 |
HDR対応 | 非対応 | 非対応 |
リフレッシュレート | 60Hz | 同上 |
ハードウェア設計 | 基本スペックは同一 | 基本スペックは同一 |
主な違いと選ぶポイント
販売チャネル(入手しやすさ)の違い
- A4Nは全国の大手家電量販店や主要オンラインショップで取り扱われ、実機を店頭で見ることもできます。
- E4Nはオンラインや限定店舗向けで、価格を抑えたい人向け。購入ルートに制約があります。
→ 店頭で見て決めたい、実機を触りたい派はA4N。ネットで最安を狙いたい人はE4Nがマッチします。
画面サイズのバリエーションの差
- A4Nは24インチもラインアップ。デスク周りやキッチン用途、小スペース向き。
- E4Nは32と40インチのみ。リビングなどに置く選択肢向き。
→ 小型テレビを探してる人はA4N一択、大画面希望で価格重視ならE4Nがちょうど良い。
解像度の違い
- 32インチのA4Nでは、HD(1366×768)モデルあり。テレビ用途には問題ないが、映画や近距離視聴では粗さを感じるかも。
- E4Nの32型はフルHDのみ対応。映像の鮮明さや細部まで見たい人におすすめ。
→ 解像度重視ならE4N、コスパを優先ならA4Nでも十分。
パネル仕様(VA/ADS)
24・40インチはVA、32型はADSパネル搭載で視野角重視。E4Nも同様構成。パネル特性は機種単位なので大きな違いはなし。
🔄 共通する性能・魅力
- スマートTV機能:Netflix/YouTube/Disney+など主要配信対応。
- Bluetooth対応:ヘッドホン接続やリモコン操作もBluetooth。
- 裏番組録画対応:USB HDD接続で追いかけ再生や録画が可能。
- ゲーム&スポーツモード:ALLM対応で遅延少。
- Dolby Audio+eilex PRISM/FOCUSでクリアな音質。
→ 基本性能は両者同等で、映像・音声・録画・スマホ連携など最新の機能にふさわしい仕様です。
ユーザーの声・口コミまとめ
A4Nの評判
- 「安くて大満足。画質も実用十分」
- 「32型HDモデルでも映画は問題なし」
- 「店頭で触ってから買えて安心だった」
E4Nの評判
- 「価格がA4Nより安かった」「フルHDで細かさがきれい」
- 「楽天などでセール狙いでE4N買った」
- 「店頭で見なかったけど、ネット価格が魅力」
→ どちらを買っても後悔しない良モデルとの声が多く、「価格と解像度のバランス重視で選び分けている人が多い」傾向です。
比較してわかる、あなたに合うモデル
条件・重視ポイント | A4Nが合う人 | E4Nが合う人 |
---|---|---|
店頭で実機確認したい | ◎ | ◯(ネット限定のこと多い) |
24インチTVが欲しい | ◎ | × |
コスパ重視で価格を抑えたい | ◎ | ◎(E4Nがやや安くなる傾向) |
フルHD画質が絶対必要 | △(HDの場合あり) | ◎ |
解像度重視か? | ◯(サイズによる) | ◎ |
ネット価格で最安値狙い派 | ◯(量販販売で価格安め) | ◎(ネット限定・セール狙い) |
HDMI2台以上繋ぎたい | ◯(2ポート) | ◯ |
高速リフレッシュやHDR必要 | ×(60Hz/HDR非対応) | ×(同上) |
スマホと接続・音質重視 | ◎(AirPlay/Bluetooth・Dolby Audio) | ◎(同等) |
他ブランド・上位機種との位置づけ
- 4KやHDR対応のハイエンド機に比べると、A4N/E4Nは「価格重視」「性能十分」なコスパ型。
- ミドルレンジのA5N/E5Nなどと比べると、A4Nは小型向け、E4Nは同価格でも画素はフルHD。
- ゲーム・スポーツ・映画専門なら4K機や120Hz以上モデルが有利だが、一般家庭用途ではA4N/E4Nで満足という声多数。
購入前の注意点
- HDかフルHDか、型番をよく確認(32A4NだけHDモデルあり)
- 購入チャネルによって価格差あり。最安はネット/セール狙い
- HDR非対応・60Hzのため、高画質にこだわるなら上位機種へ
- 店頭確認したいならA4N、本ランキングで最安を狙うならE4N
まとめ
- A4Nシリーズは「店頭で実機確認可」「24型も選べる」「量販店価格が安い」などメリット多数。一人暮らしやキッチン用、小型&コスパ重視に向いています。
- E4Nシリーズは「ネット限定」「フルHDのみ」「価格が安い傾向」。画質と価格重視派におすすめされやすい。
どちらを選ぶにしても「悔いはなし」と評判が高く、ご家庭の用途と設置場所、購入チャネルに合わせて選べばコスパに優れた選択ができます。