ダイソンのHP00とHP03は、どちらも空気清浄・温風・涼風の1台3役をこなす「Pure Hot+Cool」シリーズで、発売は同じ2017年4月です。
型番が一字違いなだけに「何が違うのか分からない」「値段差に見合う機能があるのか」と迷う方は多いです。
この記事では、HP00とHP03の違いを3つに絞って整理したうえで、スペック数値の比較・アプリ機能の詳細・用途別の選び方・口コミ・後継モデルとの関係まで、購入判断に必要な情報をすべてまとめました。
読み終えたときに「HP00とHP03のどちらを、どこで買えばいいか」が決まる状態を目指しています。
ダイソンHP00とHP03の違いは3つ
HP00とHP03の違いを細かく比較しようとすると混乱しますが、実質的な差は3つに絞られます。
「アプリ対応の有無」「オート・ナイトモードの搭載有無」「首振り最大角度」の3点を押さえれば、ほとんどの場合どちらを選ぶべきかが決まります。
一目で分かる比較表(アプリ・モード・角度・消費電力・価格)
| 項目 | HP03 | HP00 |
|---|---|---|
| Dyson Linkアプリ対応 | あり | なし |
| オートモード | あり | なし |
| ナイトモード | あり | なし |
| 首振り最大角度(上下) | 最大70度 | 最大45度 |
| 最大消費電力 | 1200W | 900W |
| 参考価格帯(2025年時点) | 4万円前後 | 3万円前後 |
この表だけ見ると「HP03の方が明らかに上位」に見えますが、首振り角度・消費電力・価格差の3点が購入判断を複雑にします。
それぞれの違いの中身を次のH3で確認していきます。
違い①:DysonLinkアプリ対応の有無(HP03のみ対応)
HP03はDyson Linkアプリに対応しており、スマートフォンやタブレットからの遠隔操作・空気状態の確認・スケジュール設定が可能です。
HP00はアプリ非対応で、操作は付属リモコンと本体ボタンのみに限られます。
アプリ機能の詳細については後述しますが、「帰宅前に空気清浄を起動しておきたい」「スマホで操作したい」という方には、この差が大きく効いてきます。
逆に、スマホで家電を操作する習慣がない方や、アプリの初期設定を面倒と感じる方には価値が下がります。
違い②:オートモード・ナイトモードの搭載有無(HP03のみ搭載)
HP03にはオートモードとナイトモードの2つが搭載されていますが、HP00はどちらも非搭載です。
オートモードは室内の空気の汚れ具合をセンサーが検知し、自動で風量を調整する機能です。
ナイトモードは就寝中の使用を想定したモードで、LEDディスプレイの明かりを暗くし、運転音を最小限に抑えて動作します。
寝室で使うことを想定しているなら、ナイトモードの有無は快眠の質に直結します。
オートモードは「面倒な調整を任せたい」「空気清浄を常時稼働させたい」という用途に特に効果的です。
違い③:首振り最大角度が異なる(HP03=最大70度、HP00=最大45度)
見落とされやすいポイントですが、上下方向の首振り最大角度がHP03は70度、HP00は45度と異なります。
この差は「風を部屋のどこまで届かせられるか」に影響し、特に天井方向に向けて空気を循環させたい場合や、部屋全体に温風を回したい冬の暖房用途で差が出やすいです。
リビングで広い範囲に温風を届けたい方、サーキュレーターとして天井方向に風を向けたい方にとっては、HP03の70度が選択の根拠になります。
スペック数値で見るHP00とHP03の差(消費電力・騒音・サイズ・重さ)
「違いは3つ」と整理できたあとで、実際の生活にどう影響するかを数値で確認します。
特に消費電力と騒音レベルは購入後の満足度に直結するため、抽象的な表現ではなく実測値・公表値をもとに判断することが重要です。
消費電力はHP03が最大1200W、HP00が最大900Wで電気代に差が出る
ヒーター使用時の最大消費電力はHP03が1200W、HP00が900Wです。
この差が電気代にどう影響するかを目安として整理します(電力単価30円/kWhで試算)。
| 使用条件 | HP03(1200W) | HP00(900W) | 差額 |
|---|---|---|---|
| 1日3時間 × 1か月 | 約3,240円 | 約2,430円 | 約810円/月 |
| 1日5時間 × 1か月 | 約5,400円 | 約4,050円 | 約1,350円/月 |
冬に温風をメインで使う場合、HP00の方が月1,000円前後安くなる計算です。
ただし、温風を使わず空気清浄・涼風のみで使う場合は消費電力が大幅に下がり、差はほとんど感じられなくなります。
暖房用途として毎日長時間使うつもりがある場合は、HP00のほうが電気代の面で有利な選択肢です。
騒音レベル(dB)は温風・涼風それぞれで数値を確認する
ダイソンが公表している騒音レベルの実測値を確認すると、HP03とHP00の差は思ったより小さいことが分かります。
| モード | HP03(最小/最大) | HP00(最小/最大) |
|---|---|---|
| 温風モード | 30.2dB / 40.2dB | 29.8dB / 38.4dB |
| 涼風モード | 24.4dB / 48.7dB | 27.4dB / 48.6dB |
40dBは図書館や深夜の住宅街に相当する音量で、50dBは家庭用エアコンの室外機や1m先の換気扇に相当します。
最大風量での運転は就寝時には少し気になるレベルですが、テレビ視聴や会話を妨げるほどではありません。
HP03のナイトモード時は最低風量で静音運転するため、寝室利用ではカタログ上の数値以上の静かさを感じやすいです。
HP00はナイトモードがないため、就寝時に音を気にする方は風量を手動で最小に落とす必要があります。
サイズと重さはほぼ同じ|本体仕様の共通点まとめ
設置場所を検討している方向けに、本体の寸法と重さを確認しておきます。
| 仕様 | HP03 | HP00 |
|---|---|---|
| 高さ | 63.2cm | 63.2cm |
| 幅 | 22.2cm | 22.2cm |
| 奥行 | 22.2cm | 22.2cm |
| 重さ | 4.01kg | 3.90kg |
サイズはまったく同じで、重さの差はわずか110gです。
どちらも設置面積は22.2cm四方とコンパクトで、タワー型のため幅を取らず、寝室・書斎・リビングのどこにでも置きやすい設計です。
型番とカラー展開の一覧(HP03 WS/IB/BN/IS、HP00 WS/IB/IS/IS N)
HP00・HP03には複数のカラーモデルが存在しますが、カラーが違うだけで中身(機能・スペック)はすべて同じです。
| シリーズ | 発売時期 | 型番とカラー |
|---|---|---|
| HP03 | 2017年4月 | HP03 WS(ホワイト/シルバー)、HP03 IB(アイアン/ブルー) |
| HP03 | 2017年5月 | HP03 BN(ブラック/ニッケル) |
| HP03 | 2020年2月 | HP03 IS(アイアン/シルバー) |
| HP00 | 2017年4月 | HP00 WS(ホワイト/シルバー)、HP00 IB(アイアン/ブルー) |
| HP00 | 2018年10月 | HP00 IS(アイアン/シルバー) |
| HP00 | 2019年4月 | HP00 IS N(アイアン/シルバー) |
型番末尾の「N」はカラーの仕様変更を指すもので、機能上の差はありません。
中古・型落ちを探す際に「IS NとISは別物か」と混乱しやすいですが、同じ機能・スペックで扱って問題ありません。
HP03のアプリ連携4機能を詳しく確認する
HP00との最大の差であるアプリ機能を、具体的な使い場面とセットで確認します。
「アプリで何ができるか」を把握してから価格差と照らし合わせると、HP03を選ぶ理由が明確になります。
Wi-Fi環境が必要なため、Wi-Fiのない場所では利用できない点は注意が必要です。
空気状態のモニター機能(PM2.5・温湿度・花粉を数値で把握)
HP03に内蔵されたセンサーが室内の空気質を計測し、結果をスマートフォンの画面でリアルタイムに確認できます。
確認できる主な情報は以下のとおりです。
- 屋内の温度・湿度
- 屋内の空気のきれい度(5段階)
- PM2.5濃度
- 屋外の温度・湿度(居住地登録が必要)
- 花粉の飛散状況(5段階)
- 空気質指数(AQI)
「今部屋の空気がきれいかどうか」が数値で把握できると、空気清浄機の動作を適切に調整しやすくなります。
花粉シーズンや窓を開けた直後に数値が悪化したのをアプリで確認して強運転に切り替えるといった使い方が実際によくされています。
スマホリモコン機能(外出先からの電源オン・風量調整)
アプリ上にリモコン画面が表示され、付属リモコンと同等の操作がスマートフォンから行えます。
外出先からの操作が可能なため、帰宅30分前に起動して部屋の空気をきれいにしておく、外出中につけっぱなしに気づいてオフにするといった使い方ができます。
付属リモコンは物理的に小さく、風量を1段階ずつボタンで変える必要がありますが、アプリのスワイプ操作の方が直感的に使いやすいと感じる方も多いです。
なお、HP00の付属リモコンはマグネットで本体天面に収納できる設計で、アプリのない分シンプルに操作できます。
スケジュール機能(曜日・時間指定で自動運転)
スマートフォンのアラーム設定と同じ要領で、「平日の朝7時にオン・夜23時にオフ」といった運転スケジュールを設定できます。
消し忘れ防止・毎日の手動操作の省略・電気代の無駄な発生を抑える効果があります。
花粉シーズンに「花粉が多く飛ぶ時間帯だけ強運転する」「帰宅時間の1時間前から起動する」といった細かいスケジュール管理もスマートフォン操作で設定できます。
運転履歴とフィルター寿命の可視化
アプリでは過去の室内の空気質や温湿度の変化がグラフで表示されるため、「あの日は空気が汚かったのか」という振り返りができます。
フィルターの残り寿命がグラフと数値で確認でき、交換時期が近づくとアプリから通知が届きます。
フィルター交換はコストがかかるため、「いつ交換したか忘れた」「過剰交換してもったいなかった」という失敗を防ぐうえで、このリマインダー機能は地味に役立ちます。
HP00とHP03のどちらを選ぶか|用途・状況別の結論
スペックを確認したうえで、実際の使い方に照らしてどちらを選ぶべきかを整理します。
使う場所・使い方・家族構成の3点を軸にすると答えが出やすいです。
寝室・在宅ワークで静かに使いたいならHP03一択
寝室での使用がメインなら、ナイトモードの有無がそのまま快眠の質の差になります。
HP03のナイトモードはLEDの明かりを最小にしつつ、最低風量での静音運転に切り替わるため、暗くした部屋でも光や音が気になりにくいです。
在宅ワーク中もオートモードが空気質に応じて風量を自動調整するため、会議中に突然風量が上がって音が気になるといった事態を防ぎやすくなります。
HP00で寝室利用が不可なわけではありませんが、毎晩手動で風量を最小に落とす手間と、LEDが点灯した状態で眠ることへの慣れが必要になります。
リビングでシンプルに使いたいならHP00で十分
リビングで「空気清浄と温風・涼風があれば十分」という用途なら、HP00でも満足度は高いです。
操作方法がリモコンのみとシンプルなため、機械操作が苦手な家族がいる家庭でも迷わず使えます。
「使う人全員が自然に使えるか」が家電の稼働率を決める大きな要因で、多機能なHP03を誰も設定できずに放置するよりも、HP00をフル活用した方が結果的に効果が出やすいです。
アプリやオートモードに興味がない方はHP00の選択が合理的です。
電気代を抑えたいならHP00(消費電力差で月最大1,350円の差)
温風をメインで長時間使う冬場は、消費電力の差(HP03=1200W、HP00=900W)が電気代に直結します。
1日5時間・月30日間の試算(電力単価30円/kWh)でHP03とHP00の差は月1,350円です。
年間で計算すると暖房期間5か月として約6,750円の差になり、価格差(1万円前後)を数年で回収できる計算になります。
純粋に電気代を抑えたい方にはHP00が有利ですが、アプリやモード機能の便利さをどう評価するかが最終判断の軸です。
HP00・HP03に向いていない人(広いリビング・強力暖房が必要なケース)
以下のいずれかに当てはまる方は、HP00・HP03ではなく上位モデルの検討をおすすめします。
- 広いリビング(10畳超)で主暖房として使いたい方(暖房適用面積が木造で6畳、コンクリートで8畳まで)
- エアコン並みの速暖性を期待している方(灯油ファンヒーターに比べて温まりが遅いという口コミ多数)
- 液晶パネルでの詳細な空気質表示を求める方(HP04以降で搭載)
HP00・HP03は寝室・書斎・子供部屋など補助暖房として使う場合に最も力を発揮します。
広いリビングをこの1台で暖めようとすると電気代が高く付くうえに十分な暖かさが得られにくく、後悔の原因になります。
HP00とHP03の口コミ・実際の使用感まとめ
仕様だけでは分からない「実際に使ってどうか」の情報は、購入後の後悔を防ぐうえで欠かせません。
購入者のレビューから繰り返し出てくる評価をまとめます。
HP03の良い口コミ・悪い口コミ
良い口コミとして繰り返し出てくる評価は以下のとおりです。
- アプリで外出先から部屋を温められて帰宅が快適になった
- ナイトモードで寝室でも音と光が気にならない
- オートモードが便利で風量を気にしなくて済む
- デザインがすっきりしていて部屋のインテリアになじむ
悪い口コミで繰り返し出てくる評価は以下のとおりです。
- 暖房力がエアコンや灯油ファンヒーターに比べて弱く、広い部屋では力不足
- 1200Wの消費電力で電気代が予想より高くなった
- フィルターの純正品が高価でランニングコストが気になる
HP00の良い口コミ・悪い口コミ
良い口コミとして繰り返し出てくる評価は以下のとおりです。
- リビング用のシンプルな空気清浄・温風として使い心地が良い
- ヒーター機能がエアコンとは違い乾燥しにくい
- タバコや料理のにおいがよく取れると感じる
- シンプルな操作で家族全員が迷わず使えている
悪い口コミで繰り返し出てくる評価は以下のとおりです。
- 就寝中に使うには音が気になる(ナイトモードがないため)
- 最大風量にすると音がかなり大きく感じる
- フィルターが高価でランニングコストが気になる(HP03と共通)
共通して出やすい不満点(音・フィルター代・暖房力)
HP00・HP03どちらを選んでも共通で出やすい不満点が3つあります。
1点目は音です。
最大風量での運転音は約49dBあり、就寝時や静かな作業中に常時最大で回すと気になるケースがあります。
2点目はフィルター代です。
純正の交換フィルターは1セット5,000〜8,000円前後で、空気清浄機の中では高い部類に入ります。
使用状況によりますが、1〜2年での交換が目安とされています。
3点目は暖房力です。
補助暖房としての性能は十分ですが、エアコンや石油ファンヒーターの代替として使おうとすると期待を下回るケースがあります。
HP00とHP03の共通機能を確認する
違いに注目しがちですが、「どちらを選んでも得られる価値」を把握することで、購入後の満足度が安定します。
HP00・HP03はともに以下の機能を同等の水準で備えています。
空気清浄:360°グラスHEPAフィルターでPM0.1を99.95%除去
フィルターには360°グラスHEPAフィルターと活性炭フィルターが使用されています。
PM0.1レベルの微細粒子を99.95%除去する性能があり、花粉・PM2.5・ハウスダストに対応しています。
活性炭フィルターはタバコ・ペット・料理のにおいや揮発性有機化合物(VOC)の吸着にも効果があります。
清浄能力の目安は8畳の部屋を約30分で清浄、23畳の部屋を約60分で清浄する速度です。
温風・涼風:ジェットフォーカスで1台3役の通年運用
ジェットフォーカステクノロジーによって「フォーカスモード(前方への集中送風)」と「ワイドモード(広範囲への送風)」の切り替えが可能です。
冬は温風で暖房・空気清浄を同時に行い、夏は涼風で扇風機代わりに使え、梅雨や春秋は空気清浄・換気用途で通年稼働させられます。
1台で季節をまたいで役割が変えられる点が、HPシリーズを選ぶ最大の理由のひとつです。
Air Multiplierで部屋全体の空気を循環させる
ダイソン独自のAir Multiplier™テクノロジーにより、吸い込んだ空気を約15倍に増幅して放出する構造になっています。
翼のないファンが空気を整流することで、従来の扇風機よりも安定した気流が生まれ、部屋全体の空気を効率よく循環させることができます。
温風使用時も熱風が1か所に集中せず、部屋全体に均一に広がりやすいのがこの構造のメリットです。
フィルター交換の目安と費用・購入先
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 交換の目安 | 使用状況による(1〜2年が目安) |
| 交換サイン | アプリまたは本体ディスプレイでの通知 |
| 純正フィルターの価格 | 5,000〜8,000円前後(Dyson公式・Amazon等) |
| 購入先 | Dyson公式サイト・家電量販店・Amazon・楽天市場 |
フィルターの状態が空気清浄性能のほぼすべてを決めると言っても過言ではありません。
定期的な交換をしないと集じん効率が落ちるだけでなく、本体からにおいが出る原因にもなります。
フィルター代を節約したいあまりに交換を先延ばしにすると、「高いお金を出したのに空気がきれいになっていない」という本末転倒な状況が生まれます。
年間のランニングコストとして5,000〜8,000円を見込んでおくのが現実的な判断基準です。
今さらHP00・HP03を買っていいか|後継モデルHP04・HP07との比較
HP00・HP03は2017年発売の旧モデルであるため、「今さら買って後悔しないか」という不安を感じる方は少なくありません。
後継モデルとの差を整理したうえで、旧モデルを選ぶ理由が成立するかを確認します。
HP04・HP07で何が追加されたか(センサー・液晶表示の強化)
HP04(2019年発売)とHP07(2021年発売)では、主に以下の点が強化されています。
| 強化ポイント | HP03 | HP04・HP07 |
|---|---|---|
| 液晶ディスプレイ | なし | LCDディスプレイで空気質をリアルタイム数値表示 |
| センサーの精度 | 基本的なPM2.5センサー | VOCセンサー・NOセンサーなど複数追加 |
| アプリの対応内容 | 基本操作・スケジュール | より詳細な空気質データの可視化 |
液晶ディスプレイで空気質が本体画面に常時表示される点が最も大きな変化で、スマートフォンを開かずにその場で数値を確認できるようになりました。
空気質の「見える化」を重視する方には、HP04以降の方が満足度が上がりやすいです。
価格が大きく下がったHP00・HP03をあえて選ぶ理由
HP03の発売時定価は7万円台でしたが、2025年時点では4万円前後まで価格が下落しています。
以下の条件に当てはまる方には、旧モデルをあえて選ぶ合理的な理由があります。
- 空気清浄・温風・涼風という基本機能で十分で、液晶表示に興味がない方
- 予算を抑えて、同等の基本性能を安く手に入れたい方
- 中古・アウトレットで大幅に値引きされた個体を見つけた方
フィルターさえ正常な状態であれば、空気清浄性能自体は発売当時と変わりません。
「新しいモデルが欲しい」という気持ちよりも「コスパよく機能を手に入れたい」という優先度が高い方には旧モデルが現実的な選択です。
中古・型落ちを買うときの注意点(保証・フィルター状態の確認)
中古・型落ちの購入には以下の3点を必ず確認してから判断することをおすすめします。
1点目はフィルターの状態です。
フィルターが使用済み・劣化している状態では空気清浄性能が大幅に落ちており、交換費用が別途必要になります。
2点目は保証の有無です。
個人間取引の中古品はメーカー保証が引き継がれないケースがほとんどで、購入直後の初期不良にも自己対応が必要になります。
3点目は総額での判断です。
本体が安くても、フィルター代・交換工賃・延長保証なしのリスクを含めた総額で新品との価格差を比較すると、差が縮まるケースは多いです。
HP00とHP03の価格と購入先を比較する
本体価格だけでなく、保証・ポイント還元・送料を含めた実質負担額で比較することが購入の失敗を防ぐ基本です。
現在の参考価格(新品・Amazon・楽天)
2025年時点での参考価格帯は以下のとおりです(在庫状況により変動します)。
| 型番 | 参考価格帯 | 備考 |
|---|---|---|
| HP03 IS(アイアン/シルバー) | 4万円前後 | Amazon・楽天で在庫あり |
| HP00 IS N(アイアン/シルバー) | 3万円前後 | Amazon・楽天で在庫あり |
HP03の公式サイト(Dyson直販)は時期によって直販限定モデルがAmazonより安く出ることがあるため、購入前に公式を確認する価値があります。
公式・家電量販店・ECで保証と返品条件を比べる
| 購入先 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|
| Dyson公式サイト | サポートが分かりやすい・直販限定セールあり | ポイント還元なし |
| 家電量販店 | 延長保証(5年・10年)に加入できる・実機確認可能 | 定価に近い価格になりやすい |
| Amazon | 最安値に近い価格・配送が速い | 販売元の確認が必要(正規品かどうか) |
| 楽天市場 | ポイント還元が大きくなる時期がある | ショップ選びで保証条件が変わる |
高額家電は「少し安い」より「安心して使える」を優先すると、結果的に満足度が高くなります。
家電量販店での購入は実機確認と延長保証のセット加入ができる点が大きなメリットで、初期不良対応も店頭でスムーズに行えます。
フィルター代を含めた総額で判断するのが正解
本体価格の差(HP03とHP00の差:1万円前後)だけで判断すると、フィルター代やランニングコストを見落としがちです。
以下の総額で2〜3年間の実質コストを比較すると判断しやすいです。
- 本体価格
- フィルター交換費用(年間5,000〜8,000円 × 使用年数)
- 電気代(温風の使用頻度・時間による)
- 延長保証料(加入する場合)
HP03とHP00の本体差額は1万円前後ですが、アプリやナイトモードを日常的に活用するかどうかで「元が取れるか」が変わります。
使い方の想像が具体的になっているほど、後悔のない選択ができます。
よくある質問(FAQ)
Q. HP00とHP03の違いは結局いくつありますか?
実質的な違いは3つです。
DysonLinkアプリ対応の有無・オートモードとナイトモードの搭載有無・首振り最大角度(HP03=70度、HP00=45度)の3点が主な差です。
消費電力の差(HP03=1200W、HP00=900W)も実生活への影響が大きいため、あわせて確認しておくことをおすすめします。
Q. HP00とHP03で首振り角度は違いますか?
はい、異なります。
HP03の上下方向の首振り最大角度は70度、HP00は45度です。
広い部屋での温風・涼風の到達範囲に差が出やすく、天井方向に向けて空気を循環させたい用途ではHP03の70度が有利です。
Q. HP00の消費電力は何ワットですか?
HP00の最大消費電力は900Wです。
HP03の1200Wと比較して300Wの差があり、温風を長時間使う場合に電気代の差として現れます。
ただし、空気清浄や涼風のみで使う場合は消費電力が大幅に下がるため、実際の電気代の差は使い方によって変わります。
Q. 今さらHP00やHP03を買うのはもったいないですか?
用途が合えば、もったいなくありません。
空気清浄・温風・涼風という基本機能はHP04・HP07と同等で、フィルターさえ正常であれば性能の劣化はありません。
価格が大幅に下落していることもあり、「基本機能で十分・コストを抑えたい」という方には合理的な選択です。
HP04・HP07との主な差は液晶表示とセンサー精度であるため、数値をリアルタイムで本体に表示させたい場合は後継モデルの方が満足度が上がります。
Q. フィルターの価格と交換頻度はどれくらいですか?
純正フィルターの価格はDyson公式やAmazonで5,000〜8,000円前後が目安です。
交換頻度は使用時間や環境によりますが、1〜2年に1回が一般的な目安とされています。
HP03のアプリではフィルター残量を数値で確認・通知してもらえるため、交換タイミングの管理がしやすいです。
HP00では本体のインジケーターで交換サインを確認する仕組みです。
フィルターを長持ちさせるためには、本体の吸気口に溜まるホコリを定期的に拭き取る習慣が有効で、特にペットがいる家庭では掃除の頻度を上げると詰まりを防ぎやすいです。
まとめ|HP00とHP03の違いを整理して後悔しない選び方
HP00とHP03の違いを最終的に整理すると、以下の3点です。
| 違いのポイント | HP03 | HP00 |
|---|---|---|
| アプリ・スケジュール | 対応 | 非対応 |
| オート・ナイトモード | あり | なし |
| 首振り最大角度 | 70度 | 45度 |
寝室や在宅ワーク環境でナイトモード・オートモードを使いたい方はHP03が適しています。
リビングでシンプルに使いたい方、電気代を抑えたい方、操作をシンプルにしたい方はHP00で満足度が高くなりやすいです。
どちらを選んでも、空気清浄・温風・涼風という基本性能は同等で、フィルター管理と適切な設置場所の確保さえすれば通年にわたって満足度の高い利用ができます。
今さら買うのが不安な方は、本体価格の下落幅と後継モデルとの機能差を天秤にかけたうえで、用途に合った選択をすることが後悔しない買い方の基本です。
