「風まる2」と「風まる3」
どちらもイワタニの大人気カセットコンロですが、**「違いは何?」「どっちが買いなの?」**と迷う方も多いのでは?
本記事では、スペック・火力・耐風性能・使い心地・価格・口コミ・おすすめユーザーまで、徹底的に2モデルを比較。
買い替えや初めての購入で後悔しない選び方も分かりやすく解説します。
風まる2と風まる3の違いを一覧比較
スペック・仕様の違い一覧表
比較項目 | 風まる2 | 風まる3 |
---|---|---|
本体サイズ | 約幅357×奥行278×高さ115mm | 約幅357×奥行278×高さ115mm(変更なし) |
本体重量 | 約2.2kg | 約2.2kg |
最大発熱量 | 3.5kW(3,000kcal/h) | 3.5kW(3,000kcal/h) |
ガス消費量 | 約250g/h | 約250g/h |
連続燃焼時間 | 約66分 | 約66分 |
耐風性能 | 風防リングⅡ(従来型) | 風防リングⅢ(新開発・耐風性向上) |
点火方式 | 圧電点火方式 | 圧電点火方式 |
安全装置 | 圧力感知安全装置 | 圧力感知安全装置+新安全ロック等 |
カラー展開 | シルバー×ブラック等 | ブラックメタリック×シルバー等 |
価格帯 | 実売5,000~7,000円台 | 実売7,000~9,000円台 |
主な違いは「風防リングの構造」「安全装置の強化」「デザイン・カラーリング」「(一部)付属品や細かな操作性」
スペック自体は大きく変わらず、ユーザビリティや耐風性、安心感の部分が進化しています。
サイズ・重さ・携帯性の比較
- サイズと重量は両モデルほぼ同じ。幅広くて安定感があるため、屋外で大型鍋・鉄板を使う場面でも安心。
- 片手で持ち運びやすいが、女性や子供が長距離運ぶには少し重く感じることも。
専用ケースや収納袋を使えば車載・保管も容易。
火力・ガス消費量の違い
- どちらも3.5kW(約3,000kcal/h)のハイパワー。ガスコンロとして十分な火力でキャンプ・バーベキュー・非常時の調理にも対応。
- ガス消費量も同じで、Iwatani CB缶(カセットガス)1本で約1時間の連続使用が可能。実用面での差はほとんどありません。
燃焼時間・連続使用可能時間
- ガス消費量と連続燃焼時間も同等。1回のアウトドア調理や鍋パーティー、災害時の備蓄としても安心して使える容量です。
- 連続使用時は「屋外の強風下でも火が消えにくい」のが特長。
耐風性・風防リングの構造比較
- 風まる2は「風防リングⅡ」を搭載し、従来のカセットコンロより耐風性が大幅アップ。
- 風まる3は新開発「風防リングⅢ」を採用し、さらに“渦巻き状の風”にも対応。
実際の野外使用でも「突風・巻き込み風でも炎が消えにくい」「火力が安定しやすい」と体感するユーザーが多いです。
デザイン・外観・カラーの違い
見た目・カラー展開の違い
- 風まる2は「シルバー×ブラック」の落ち着いたカラーリング。金属的な質感で清潔感あり。
- 風まる3は「ブラックメタリック×シルバー」の高級感のある色合いが特徴。細部パーツの艶感や素材感もアップデート。
- ロゴマークやパネルの文字・デザインもリニューアルされており、「アウトドアギア感」が増したとの声が多いです。
- カラー展開の幅や限定モデルは発売タイミングによって異なるため、購入前に最新ラインナップを要チェック。
本体形状・パーツ構造の比較
- 基本的なシルエット・サイズ感は共通ですが、風まる3は「グリップの形状や火力ダイヤル、脚部の滑り止め」など細部の質感・実用性が向上。
- 操作パネルやつまみ部分の質感が上がり、手が濡れていても滑りにくくなっています。
- フタや各パーツの接合部も強化され、屋外でのハードな使用により耐える構造へと進化。
操作パネル・使い勝手の改良点
- 風まる3では「操作パネルの文字が大きく視認性アップ」「点火スイッチの位置・形状を微調整」し、初めての人や高齢者でも扱いやすい設計。
- 火力調整つまみやガス缶セット部も改良され、着脱・点火・火力調整がよりスムーズに。
- アウトドアグローブや軍手をしたままでも扱いやすいなど、細かいユーザー視点の改善も注目ポイントです。
使用感・点火方式・安全機能
点火方式の違い
- **風まる2・風まる3ともに「圧電点火方式」**を採用しています。
ライターやマッチ不要、つまみを回すだけで簡単に着火できるため、初心者でも失敗しにくいです。 - 風まる3は「点火スイッチの形状・反応性が向上」し、軽い力でもしっかり火がつく仕様に改善されています。
寒冷地やグローブ着用時でも「滑りにくい」「確実に着火しやすい」と評判です。
操作のしやすさ・安全ロック機構
- どちらもガス缶のセット→ロック→点火→火力調整というシンプルな手順。
- 風まる3では「誤操作防止の新ロック機能」や「火力調整つまみの滑り止め強化」など、より直感的な操作性と安全性が向上しています。
- ガス缶セットの際、きちんとセットされていないと着火できない安全ロック機構も標準装備。子どもや不慣れな人でも安心です。
着火・消火までの手順
- つまみを「押して回す」だけで着火、消火も同じくワンアクション。慣れれば数秒で着火~消火が可能。
- 風まる3は「消火時の音や反応がよりスムーズ」「火の消え残りが起きにくい」と改良されています。
事故防止機能・子供対策
- 圧力感知安全装置(CB缶が高温や異常圧力で自動遮断)
- ガス漏れ・逆装着防止の仕組み
- つまみ部分に「セーフティロック」
→特に風まる3では安全設計の見直し・強化が図られており、「子どもと使う」「不慣れな人だけでキャンプする」ケースでも安心感が高いです。
付属品・収納ケース・互換性の違い
標準付属品の内容
- 風まる2・風まる3どちらも「専用キャリングケース」が付属(モデルや販売ルートにより異なる場合あり)。
- ケースは耐久性の高い樹脂製で、本体+CB缶+小物を一緒に収納可能。車載や持ち運び、保管にも便利です。
- 説明書、保証書も標準付属。「お試し用ガス缶」が付くセットも一部店舗・期間限定で販売されています。
専用ケース・収納バッグ比較
- ケースのロゴ・色味・素材感が風まる3で若干アップグレード。内部の仕切りや持ち手が強化され、「持ちやすい・割れにくい・汚れにくい」と評判。
- 両モデルとも「市販のアウトドアバッグや収納ボックス」にも収まるコンパクト設計です。
ガスカートリッジ互換性
- Iwatani CB缶(カセットガスボンベ)が両モデル共通で使用可能。
スーパーやホームセンター、キャンプ場売店などどこでも手に入るため、アウトドアや災害時も補充が簡単。 - 他社製カセットガス(サイズ・規格適合)も一部互換あり。ただしメーカー推奨は「イワタニ純正CB缶」。
別売アクセサリの違い
- 「風まる」シリーズ共通で使えるオプションパーツも豊富。
鉄板プレート・焼き網・五徳・遮熱板など、専用設計のアクセサリで調理の幅が拡大。 - 風まる3では「新型風防プレート」や「新形状グリル」対応品も追加予定(発売時期や地域限定モデルもあり)。
- アクセサリ互換や追加購入の際は「型番・適合表記」を要確認。
価格・コスパ・最安値比較
実売価格帯・市場価格の違い
- 風まる2の実売価格帯は5,000円~7,000円台が中心。量販店やネット通販のセール時にはさらに安くなることも多い。
- 風まる3は新製品のため7,000円~9,000円台が標準。発売直後や在庫が少ない時期はやや高値になる傾向です。
- キャンプシーズン・災害対策需要の高まる時期にはどちらも値上がり傾向があり、早めの購入・比較がポイント。
コストパフォーマンス分析
- 両モデルとも高い耐久性・信頼性があり、「長期利用・災害備蓄・アウトドア兼用」でコスパは非常に良好。
- 価格差は数千円だが、「耐風性」「安全機能」「ユーザビリティ」への投資をどう考えるかで選び方が変わる。
- 風まる2は「型落ちモデル」でコスパ重視派・予備用に最適。風まる3は「最新性能と安心感」重視なら十分価値あり。
公式・楽天・Amazon比較
- 公式ストアは正規保証やサポート充実、キャンペーンで「ガス缶付属」「アクセサリセット」などが狙える。
- 楽天・Amazon・Yahoo!ショッピングは「ポイント還元」「期間限定クーポン」「レビュー特典」などで安く買えるケースも。
- 並行輸入品や中古品には「保証対象外」「アクセサリ欠品」リスクがあるため、信頼できるショップでの購入が安心。
型落ち(風まる2)と現行(風まる3)の価格差
- 風まる2は今後在庫限りで市場から姿を消す可能性も。
最安値狙いなら「在庫処分セール」などを積極活用。 - 風まる3は価格が落ち着いてきたタイミングが買い時。発売直後は品薄プレミアがつく場合もある。
口コミ・評判・レビューまとめ
実際の使用感レビュー(2/3それぞれ)
- 風まる2
「火力が十分」「風が強い日でも安定して調理できる」「災害備蓄にしても安心」「価格が安くてコスパ抜群」といった評価が多い。
一方で「突風や横風が強いと一瞬消える」「風防リングが劣化しやすい」など耐風性に課題を感じる声も。 - 風まる3
「本当に風に強くなった」「火力が落ちにくい」「点火や消火がさらにスムーズ」「安心して家族で使える」と高評価。
「デザインが格好いい」「使い勝手がさらに良くなった」といったアップグレードへの満足感も目立つ。
アウトドア・災害利用の体験談
- 「強風のキャンプ場で普通に鍋が沸いた!」「台風停電時も心強かった」など、屋外・災害現場でのリアルな体感レビューが豊富。
- 「複数台用意して炊き出し」「BBQと鍋を同時進行」など、グループ・ファミリーにも好評。
- 風まる3では「火が消えない安心感」「子供でも扱いやすい」との声が多く、「防災・家族用途」に選ぶ人が増加傾向。
良い口コミ・悪い口コミ傾向
- 良い口コミ
「簡単操作」「軽い力で着火できる」「火力調整がしやすい」「持ち運びや保管もラク」「アウトドアでも安定」「コスパが高い」 - 悪い口コミ
「値上がりした」「付属ケースが硬くてかさばる」「ガス缶のセットがやや固い時がある」「型落ち2が安すぎて迷う」「収納時に高さが気になる」
買い替えた人の満足度
- 「風まる2から3にして良かった」「耐風性の違いを実感」「家族や友人に薦めている」というポジティブな買い替え体験が圧倒的。
- 2を予備用、3をメイン用と「併用」する人も少なくない。
メリット・デメリット(2/3両方)
風まる2のメリット・デメリット
メリット
- 価格が安い、在庫があれば圧倒的コスパ
- 基本性能・火力・燃焼時間は十分
- 軽量・シンプル設計、災害備蓄にも最適
デメリット
- 風防リングⅡは突風・強風にはやや弱い
- 新型に比べて安全装置や操作性がやや古い
- 市場在庫が減少傾向、今後入手困難になる可能性
風まる3のメリット・デメリット
メリット
- 新開発の風防リングⅢで圧倒的な耐風性能
- 操作性・安全性がアップグレード
- デザイン・パーツ品質の向上、最新の安心感
- 買い替え需要に強く応える完成度
デメリット
- 価格が高い、在庫変動でプレミアム価格になることも
- 基本スペックは2と大差ないため、コスパ重視派にはやや割高感
- 新製品ゆえアクセサリや流通が安定しきっていないことも
両モデルの弱点と改善点
- どちらも「CB缶仕様」「サイズはやや大きめ」でミニマム派には不向き
→用途と収納スペース、家族構成を考えて選ぶのがコツ - 屋外利用頻度・強風下の安心感・安全性重視なら3一択
価格重視・予備用なら2も十分有力
おすすめはどっち?
- 価格重視・普段使い・予備なら「風まる2」
- 性能重視・ファミリー・アウトドア中心・防災も重視なら「風まる3」
旧モデルからの進化点・リニューアル内容
風防リングの改良点
- **風まる3最大の特徴は「風防リングⅢ」**の新採用。
渦巻き状の風や横からの強い突風にも炎が消えにくい設計となり、「火がすぐ消えてしまう」という従来の弱点を大幅に改善。 - 試験では風速10m/s以上でも安定した火力を維持できることが実証されており、強風下での屋外調理のストレスが格段に減少。
安全機能の追加・強化点
- 風まる3では、圧力感知安全装置に加え、誤作動防止ロックや火力調整ノブの滑り止め強化など細部の安全性が向上。
- 万が一のガス漏れ・逆装着時も自動遮断。アウトドアや災害時に「不慣れな人だけでも安心して使える設計」に進化。
新旧モデルで変わった部分
- 「本体デザイン」「操作パネルの視認性」「点火・消火のしやすさ」「収納ケースの強度・携帯性」など、見た目だけでなく実用面も幅広くリニューアル。
- 付属アクセサリ・オプション品の対応幅も拡大(※最新情報は公式サイトで随時要確認)。
どんな人が買い換えるべきか
- 「風が強い場所でよく使う」「ファミリーやグループキャンプ」「災害備蓄の“安心感”をさらに強化したい」「小さな子どもや高齢者と一緒に使う」
→こういった用途・不安を感じている人は、風まる3への買い替え・アップデートが大きな安心につながります。
風まる2・風まる3はどっちがおすすめ?
こんな人に向く(用途・環境別)
- 風まる2が向いている人
・とにかく価格重視、型落ちでお得に買いたい
・予備やサブ用にもう一台ほしい
・災害備蓄や非常用で“とりあえずの1台”を確保したい
・アウトドア頻度は少なめ or 屋内利用中心 - 風まる3が向いている人
・アウトドアやキャンプ・バーベキューで頻繁に使う
・「風に強い・火が消えない・家族で安心」にこだわりたい
・小さな子どもやシニアと一緒に使う
・見た目も最新で長く安心して使いたい
ファミリー・ソロ・非常用おすすめパターン
- ファミリー・グループキャンプなら断然3。
火力安定・操作性・安全性が総合的に優秀。 - ソロ・非常用・サブ用途なら2も十分有力。
コスパ良好で最低限のスペックは網羅。
選び方チャート・チェックリスト
- 「風に弱い場所・安心重視」→風まる3
- 「予算優先・今ある在庫で安く」→風まる2
- 「デザイン・アクセサリの最新感重視」→風まる3
- 「とにかく1台ほしい」→どちらもOK(価格と在庫次第で)
後悔しない選び方・よくある失敗例
- 「安さで2にしたが、強風キャンプで火が消えて後悔した」
- 「3を買ったが予備に2も揃えておけば良かった」
- 「購入時に在庫が少なく、タイミングを逃した」
→各モデルの在庫・価格・使うシーンをよく吟味し、必要なら両方持ちや用途分けが賢い選択です。
他モデル・類似製品との違い
他のイワタニ製カセットコンロとの違い
- 「タフまる」「ジュニアコンパクトバーナー」などイワタニの人気シリーズと比較して、**「風防性能」「火力の安定」「耐久性」「収納ケースの頑丈さ」**が風まるシリーズの持ち味。
- ジュニアやミニサイズは軽量・小型だが、大鍋や本格調理なら風まる2/3のサイズ感が安心。
競合モデル(ユニフレーム等)との比較
- ユニフレームや他社のアウトドアコンロは「軽量・ミニマル設計」が売りのことが多いが、風防や火力安定では風まる3の新型リングが抜群。
- ガス缶やアクセサリの入手性、サポート体制でもイワタニブランドの強みが光る。
風まるシリーズの中での立ち位置
- 風まる2は“定番・コスパ重視のロングセラー”
- 風まる3は“耐風性能・安全性を極めた最上位モデル”
- 「アウトドアも防災も家族も!」というオールラウンダー向けが風まる3、コスパと在庫重視が風まる2
選ぶべき人・選ばない方がいい人
- 選ぶべき人…アウトドア・強風地帯・家族やグループでの調理が多い方
- 選ばない方がいい人…超軽量・ミニマムなギアにこだわるソロ登山・バイクパッキング派など
まとめ
- 基本性能・スペックはほぼ同等、進化は「耐風性・安全性・デザイン」の3点!
- 買い替え・アップデートやファミリー・防災メインなら風まる3が圧倒的におすすめ
- 価格重視・予備用・在庫一掃セール狙いなら風まる2も現役で活躍
- 迷ったら「どこでどう使うか」を具体的にイメージして選ぶのが失敗しないコツ!
アウトドアも災害対策も、“火を絶やさない安心感”で風まるシリーズを選んでください。