ると、サイズ・重量・風量・温風温度・機能性など、ユーザーが気になるポイントには共通点と微妙な差が見えてきます。
また、実際に使った口コミでは「乾きやすさ」「髪の仕上がり」「操作性」に関する評価も分かれており、単なるカタログ比較ではわからない部分もあります。
この記事では、
- IB-NP9とIB-RP9のスペック比較(サイズ・重量・風量・温度・機能)
- 違いがある部分(デザイン・付属品・価格)
- 口コミからわかる実際の使用感
- タイプ別のおすすめ(価格重視・新モデル重視・初心者向けなど)
を徹底解説します。
最後まで読めば、「自分に合っているのはIB-NP9か、それともIB-RP9か」がはっきりわかるはずです。
IB-NP9とIB-RP9の基本情報
発売時期とモデル位置づけ
IB-NP9は2022年に発売されたモデルで、シャープのプラズマクラスタードライヤーシリーズにおける主力モデルのひとつです。
一方、IB-RP9は2023年に登場した後継モデルで、基本性能はIB-NP9を引き継ぎつつ、一部デザインやラインナップを刷新しています。
つまり両者の関係性は「旧モデル=IB-NP9」「最新モデル=IB-RP9」と整理できます。
大きな機能差がないことから、価格を重視するならIB-NP9、最新モデルにこだわるならIB-RP9という住み分けが明確になっています。
本体カラーとデザインの違い
IB-NP9とIB-RP9の違いとしてユーザーがまず目にするのが「カラー展開」です。
IB-NP9は落ち着いたゴールドやブラック系のカラーが中心で、大人っぽく上品な印象を与えるデザインです。
対してIB-RP9は、よりモダンで洗練された新色を追加し、若年層やデザイン性を重視する層にも響くカラー展開をしています。
形状やサイズは大きく変わっていないものの、見た目の新鮮さを出すためにデザインが微調整されているのが特徴です。
付属品や同梱物の違い
付属品についても細かい違いがあります。
IB-NP9は標準的なノズルが付属しているのに対し、IB-RP9ではより風の当たり方を工夫したアタッチメントが同梱されている場合があります。
また、同梱の取扱説明書や梱包デザインも新モデルでリニューアルされており、開封時の体験や使い勝手に配慮した細やかな改善が施されています。
大きな性能差ではないものの、「細部の使いやすさ」を重視する人にとっては注目すべき違いです。
IB-NP9とIB-RP9のスペック比較
サイズと重量の比較
IB-NP9とIB-RP9のサイズ・重量はほとんど変わりません。
両モデルともに片手で持ちやすい軽量設計で、長時間の使用でも疲れにくいのが特徴です。
重量は約600g前後と一般的なドライヤーに比べて軽めで、女性や子どもでも扱いやすい仕様になっています。
したがって、サイズ・重量で選ぶ場合には両者の差はほぼ気にならないでしょう。
風量と温風温度の違い
風量については、両モデルともに大風量で速乾性に優れている点が共通しています。
温風の最大温度も同等で、髪を傷めにくい適正な熱設計がされています。
そのため、基本的な乾かす力や髪へのダメージケア性能に関しては両モデルの差はほとんどありません。
口コミでも「どちらも乾きが早い」という評価が多く寄せられています。
消費電力と音の大きさ
消費電力もIB-NP9とIB-RP9で大きな差はなく、一般的な家庭用コンセントで問題なく使用できます。
音についても「標準的なドライヤーの騒音レベル」といえる範囲で、両者とも静音性に特化したモデルではありません。
ただし、新モデルのIB-RP9では若干音が柔らかく感じるという口コミもあり、モーターの制御に微調整が入っている可能性があります。
搭載機能(プラズマクラスター・モード切替)
両モデルに共通する大きな特徴は、シャープ独自の「プラズマクラスターイオン」技術を搭載していることです。
これにより、髪のキューティクルを守り、うるおいを保ちながら乾かすことができます。
さらに「温冷自動切替モード」や「スカルプモード」「ビューティーモード」など複数の運転モードが搭載されており、ヘアケアにこだわる人でも満足できる仕様です。
IB-RP9ではUIが若干改善され、切り替え操作がスムーズになった点が小さな違いといえます。
価格とコスパの違い
発売時の定価比較
IB-NP9とIB-RP9の発売時定価を比較すると、IB-RP9はNP9と比べて若干高めに設定される傾向があります。
RP9は最新モデルという位置づけで、改良されたデザインや同梱品、またカラー展開の追加があるため、定価では差が出るのは自然なことです。
具体的には、NP9が定価で販売された頃と比べ、RP9では追加されているデザイン要素やパッケージ、販促キャンペーンなども含めて、その価格差を正当化する付加価値が付けられているケースが見られます。
実売価格・値下がり状況
実売価格になると、NP9はRP9より値下がり幅が大きく、セール時やポイント還元を含めれば価格差が縮まることが多いです。
NP9は発売後一定期間が経過しているため、中古市場や量販店での割引が活発で、価格訴求力が高くなっています。
一方でRP9は最新モデルとして安定価格を維持するケースが多く、セールでの割引は限定的になることが多いです。
しかし、RP9にも型落ちセールや限定色の処分価格などでお得なキャンペーンが出ることがあり、そのタイミングを狙えばコスパは十分に高くなります。
価格差から見たコスパ
価格差をコスパ(価格対機能・使い勝手)で評価すると、NP9は「価格重視派」にとって非常に有力な選択肢です。
機能・風量・速乾性などの基本性能はRP9と大差ないため、価格差分だけコスパが高く感じられます。
RP9は最新のデザインや操作性、カラー展開などの細部を重視する人向けであり、それらを重視するなら価格差を許容できる価値があります。
ただ、「価格/性能」の比で見ると、NP9の方が有利なことが多いのが実情です。
実際の使用感・口コミ比較
髪の乾きやすさに関する口コミ
NP9を使用したユーザーからは、「NP9でも十分な風量があり、髪が長い人でも乾きが早い」といった声が多く見られます。
特に朝の忙しい時間帯に「ドライ時間が短縮された」と実感している人が多いです。
RP9についても、「NP9より若干風の当たりがソフトになって操作が快適」との意見があり、乾燥速度において大きな差はないが微妙な違いを感じるユーザーもいます。
仕上がり・潤い効果の評価
潤い感やツヤ感に関して、RP9の方が若干好評価される口コミが少し多めです。
デザイン改良と同時に内部構造やイオン技術の制御が改善されているとの報告があり、「髪がぱさつきにくくなった」「まとまりが良くなった」という声があります。
ただし、NP9でも十分に潤い効果を感じる人が多く、特に前処理(洗い方・トリートメントなど)をきちんとやっていれば、差は感じにくいという意見も根強いです。
使いやすさ・操作性の口コミ
操作性や使いやすさでは、RP9が若干リードしています。
具体的には、「持ち手の質感」「スイッチのレスポンス」「アタッチメントの着脱のしやすさ」などの細かい使い勝手において微調整が感じられるとの声があります。
NP9でも「比較的軽くて手に馴染む」「取り回しが良い」という評価があり、日常使いには十分ですが、微妙な操作感の差を重要視する人にとってはRP9が魅力的になるポイントです
どんな人におすすめ?IB-NP9とIB-RP9の選び方
コスパ重視で選ぶならIB-NP9
IB-NP9は、最新モデルではない分、定価こそ高めであった時期はあるものの、発売から時間が経っているため値下りやセールで非常に価格が手ごろになっていることが多いです。
性能(風量・温風温度・プラズマクラスター機能など)の基本スペックが高いため、「速乾性能+ヘアケア」のバランスが取れつつも値段を抑えたい人にはとても魅力的です。
特に、「毎朝忙しくドライヤーをかけたい」「家族で共有したいけど高級モデルはちょっと…」というユーザーにとって、NP9はコスパの良い選択肢となります。
最新モデルを選びたいならIB-RP9
IB-RP9はNP9の後継モデルという位置づけで、デザイン更新やカラー展開、使い勝手の改善、可能であれば操作感や同梱物など細部でのアップデートがあります。
「最新のモデルを持ちたい」「見た目や付属品も重視したい」「新しいカラーや微細機能の改善を求める」ユーザーにはRP9がおすすめです。
価格はNP9より高めであることを受け入れる必要がありますが、その分“新しさ”や“改良点”をもたらす価値があります。
髪質やライフスタイル別の選び方
- 毛量が多く乾かす時間を短くしたい人 → 風量が十分で温風の温度制御がしっかりしているモデルが向いており、NP9/RP9どちらも十分ですが、最新モデルのRP9の方がわずかにヘアケア性能が上回る可能性があるため、こちらを選ぶと満足度が高い。
- 髪が細くダメージが気になる人 → 温風の熱制御やクールショット機能、風温の穏やかさのほうを重視。RP9の改良された制御機構や風のぶれの少なさなどを口コミで確認すると安心。
- 朝の時短を重視する人 → 乾きの速さ・風量は重要。「風を強くあてながら短時間で乾かしたい」なら最新モデルや良いアタッチメントのあるモデルが有利。
- 静音性や操作性を重視する人 → スイッチの操作のしやすさ・本体の質感・アタッチメントの着脱などを口コミで確認。RP9はそのあたりを微調整して改善しているという声があるため、操作感にこだわるならRP9を検討。
他モデルとの比較でわかるIB-NP9とIB-RP9の特徴
IB-NP7との違い
IB-NP7はNP9/RP9よりさらに前のモデルで、そのために旧世代のモーターや風量設計であることが多いです。
NP9、RP9と比べると乾かすスピードや風のパワー、イオンケアの精度で見劣りすることがあります。
どちらかというとNP9/RP9ではパワーアップされた部分や見た目の洗練、使い勝手改善(ノズルの種類、操作性など)が強化されているため、旧モデルを使っていて「もう少し速乾・機能性を上げたい」という人にはNP9またはRP9へのアップグレードがおすすめです。
IB-P801との違い
IB-P801はまた別のラインで、形状や機能性、価格帯がNP/RPシリーズとは少々異なることがあります。
例えば付属ノズルの形状や風の深さ、重量バランスなどで差があり、P801が軽さ重視・携帯性重視の構造になっているケースもあります。
NP9/RP9と比較すると、機能面(風量・温風温度の耐久性・プラズマクラスターの効果)でNP/RPシリーズが優れるという意見が多く、もし風力・速乾性を重視するならNP9/RP9が候補になりやすいです。
他社ナノケアシリーズとの違い
シャープのナノケアシリーズと比較した場合、NP9/RP9は風量・速乾性に優れることが売りである反面、ナノケアシリーズは「スチーム機能」や「潤いケア」に特化した設計がされていることが多いです。
ナノケア系は髪の水分補給や乾燥防止への配慮が強いので、髪質が非常に乾燥しやすい人に支持されます。
一方で、速く髪を乾かしたい、毛量が多い人、朝の支度時間を短くしたい人ならNP9/RP9のほうが総合的に使いやすいという傾向があります。
IB-NP9とIB-RP9の違いまとめ
違いは主にデザイン・価格・発売時期
IB-NP9 と IB-RP9 が大きく異なるのは、「いつ発売されたか」「パッケージやカラーなど外観デザインの更新」「価格水準」の3点です。
まず発売時期について、RP9 が後発モデルであり、NP9 に比べてデザイン面でのリニューアルが施されています。
たとえば新しいカラーや光沢感のある仕上げ、同梱アクセサリーの小変更などがユーザーインターフェースや見た目に影響を与えています。
価格も、発売直後の定価や値引きタイミングで差が出ることが多く、RP9 の方が多少高めに設定されるケースが見られるため、「見栄え」や「新しさ」を重視するならRP9が選択肢になる、という点が違いとして挙げられます。
性能面では大きな差はない
一方で、機能や乾燥性能、風量、温風温度、プラズマクラスター技術などの主要スペックに関しては、IB-NP9 と IB-RP9 の間で 実質的な差がほとんどないというのが口コミやスペック比較からの共通認識です。
多くの使用感レビューでは、「どちらも乾く速さは十分」「髪へのダメージやまとまり感に大きな違いを感じない」「使いやすさ・操作性も似た水準」という意見が多数です。
そのため、「最新モデルだから性能が格段に高い」という売り文句に惑わされず、自分にとっての必要性を基準に選ぶことが重要です。
選び方の結論とおすすめモデル
結論として、IB-NP9 と IB-RP9 のどちらを選ぶべきかは、以下のように整理できます:
| 重視する点 | おすすめモデル |
|---|---|
| 新しさ・デザインにこだわりたい | IB-RP9 |
| 価格をできるだけ抑えたい | IB-NP9 |
| 見た目より実用性(風量・乾きやすさ)を重視 | どちらでも大差なし、価格やデザインの好みで選ぶ |
| 髪質や使用頻度が高く、細かい操作性を気にする | 若干RP9の操作性が良いとの声あり |
| 初めて買うドライヤー/コスパ重視 | IB-NP9 の方が安心して選びやすい |
