“サロン帰りのうるツヤ髪”が自宅で再現できると話題の「KINUJO(絹女)」ドライヤーシリーズ。スタイリッシュな見た目と高機能な風で人気を集めているこのシリーズには、一般家庭向けの通常モデルと、美容師やプロフェッショナル向けに設計された「KINUJO Pro」の2つのタイプが存在します。
どちらも高性能なのは確かですが、価格差は1万円以上。見た目も似ていて一見違いがわかりにくいため、「どっちを選べば後悔しないの?」「自分の髪にはどちらが合う?」と迷う方も多いはずです。
この記事では、KINUJOドライヤーとKINUJO Proのスペック・使用感・モードの違いを徹底比較し、選び方のポイントや実際のユーザーの口コミも紹介します。あなたの髪質やライフスタイルに合った1台を見つけましょう。
比較表
項目 | KINUJOドライヤー(家庭用) | KINUJO Pro(プロモデル) |
---|---|---|
発売時期 | 2021年 | 2022年 |
本体重量 | 約363g | 約346g(より軽量) |
風量 | 約2.2㎥/分 | 約2.3㎥/分(強力) |
消費電力 | 約1,250W | 約1,350W |
折りたたみ | 〇 | 〇 |
コード長さ | 約2m | 約3m(サロン向け) |
マイナスイオン | 搭載(静電気抑制) | 非搭載 |
温度モード | グロス / スカルプ / スウィング | 自動温冷調整「シルクモード」搭載 |
遠赤外線 | 超遠赤外線 | W遠赤外線(超+遠赤) |
カラー展開 | ホワイト / モカ | ブラックのみ |
価格帯 | 約26,400円(税込) | 約46,200円(税込) |
主な違いと選び方のポイント
風量と乾燥スピードの違い
KINUJO Proは風量2.3㎥/分と、家庭用よりもわずかに強力な風を送り出します。この数値は市販ドライヤーの中でもトップクラスで、髪が多い人やロングヘアでも短時間で乾かすことが可能です。
一方、家庭用の2.2㎥/分でも一般的なドライヤー(1.3~1.6㎥/分)に比べれば非常に強力で、時短目的には十分対応できます。毎日使うなら、乾燥スピードはどちらも合格点です。
温度管理と自動調整機能の違い
家庭用は「グロス」「スカルプ」「スウィング」の3つの温度モードがあり、用途に応じて手動で切り替える必要があります。例えば、艶を出したい時は「グロス」、頭皮ケアには「スカルプ」といった使い分けが必要です。
一方、Proには「シルクモード」という自動温冷切替機能が搭載されており、ドライ中に自動で温度を調整してくれるのが大きな特長。過乾燥を防ぎながら艶のある髪に仕上げることができるため、「何も考えずに理想の仕上がりが得られる」とプロの現場でも高評価を得ています。
遠赤外線の進化と仕上がりの質感
家庭用モデルにも「超遠赤外線」は搭載されており、髪内部からじんわり温めることでダメージを抑えながら乾かせます。
対して、Proモデルでは「W遠赤外線(超+遠赤)」を採用。より広範囲に、より効率的に熱を伝えられるようになり、しっとり感・まとまり感の仕上がりに差が出ます。うるツヤ仕上げを目指したい人にとっては大きなポイントです。
マイナスイオンの有無
家庭用モデルには静電気やパサつきを抑える「マイナスイオン機能」が搭載されており、乾かすだけで髪がまとまりやすくなる工夫がなされています。
一方、Proモデルにはあえてマイナスイオン機能は搭載されていません。これは、ドライヤーの本質的な熱・風・遠赤外線の力だけでスタイリングをコントロールするという、よりプロフェッショナルな思想に基づいています。
軽さ・取り回し・コードの長さ
Proモデルは346gと家庭用よりさらに軽く、長時間のブローでも手が疲れにくいのが魅力。さらにコードの長さが3mあるため、サロンのブースや広い空間でも取り回しがしやすく、実用性の面で上回っています。
家庭用は2mコードなので一般的な家庭用コンセントで使いやすく、軽量ながらProよりやや重さを感じるかもしれません。
カラーとデザイン性
家庭用モデルはホワイト・モカの2色展開で、インテリアや好みに合わせて選びやすい落ち着いたデザインです。Proモデルはブラック一色で、汚れに強い業務用塗料を使用しており、サロンなどでも清潔感を保てる仕様となっています。
使用感レビュー:実際のユーザーの声
KINUJO Proを使った人の声
- 「ブロー中に温風と冷風が自動で切り替わるので、髪が熱くなりすぎず、しっとりツヤツヤに仕上がる。まさにサロン帰りの手触り!」
- 「コードが長いのが便利。軽くて風量もあるので美容師としても使いやすい。」
- 「価格は高いけれど、それに見合う仕上がり。ロングヘアでもすぐ乾くから時短になる。」
KINUJO家庭用モデルを使った人の声
- 「折りたためて軽く、旅行にも持って行ける。見た目も可愛くて気に入ってます。」
- 「マイナスイオンのおかげで髪が広がらない。朝のセットが楽になりました。」
- 「Proと迷ったけど、家庭用でも十分な風量。この値段でこの仕上がりはコスパ最高!」
どちらを選ぶべき?
- 速乾性を最優先し、髪をしっとり仕上げたい → KINUJO Pro
- スタイリングの質を追求し、自動温度調整でダメージを防ぎたい → KINUJO Pro
- プロレベルの仕上がりを自宅で再現したい → KINUJO Pro
- 美容師・サロンでの使用や業務用途を検討している → KINUJO Pro
- 価格を抑えつつ高性能なドライヤーが欲しい → KINUJO(家庭用)
- マイナスイオンで静電気や髪の広がりを抑えたい → KINUJO(家庭用)
- コンパクトで軽量、収納しやすいモデルが好み → KINUJO(家庭用)
- 旅行や出張先でも持ち運んで使いたい → KINUJO(家庭用)
まとめ
KINUJO Proは、風量・乾燥スピード・自動温度調整・W遠赤外線といった機能で、まさにプロ仕様の高性能モデル。価格はやや高めですが、それに見合う性能と使用感を備えています。日常的に美髪を目指す方や、スタイリングにこだわりたい方にはぴったりの選択肢です。
一方、KINUJO家庭用モデルは、コスパと使いやすさのバランスに優れており、マイナスイオンの搭載や折りたたみ式の軽量設計など、家庭での使用に特化した設計が魅力です。
どちらも優秀な製品ですが、「求める仕上がり」と「使う頻度や場所」に合わせて選ぶことで、満足度の高いお買い物ができるでしょう。