「風まる2と風まる3の違いって何?新しい方が性能も良いの?」と、どちらを買うべきか迷っていませんか。
実は両者の違いは本体カラーのみで機能面は全く同じなので、この記事の価格や特徴の比較を読めば、あなたの用途や予算にぴったりの1台がすぐに選べます。
風まる2と風まる3の違いって?結論、色が違うだけで性能は全く同じ!
結論からお伝えすると、風まる2と風まる3の性能は完全に同一であり、唯一の違いは本体と専用キャリングケースの「カラーバリエーション」だけです。
新しい数字がつく型番を見ると、「きっと火力が強くなったに違いない」「より風に強い新構造が採用されたのでは」とワクワクしてしまいますよね。
私自身も初めて風まる3の発表を見た時は、どんな隠し機能があるのかとスペック表を血眼になって探しました。
しかし、寸法、重量、ガス消費量、さらには安全装置の仕組みに至るまで、両者の機能面は驚くほどピッタリと同じなのです。
新型「風まる3」はサンドベージュ、旧型「風まる2」はブラウンメタリック
最大の変更点であり、私たちがどちらを買うか決めるための唯一の判断材料がこのカラーリングになります。
旧型である風まる2は、深みのあるブラウンメタリックを採用しており、長年使い込んだ相棒のような渋さと、どこか実家にあるような安心感が漂うデザインでした。
一方、新型の風まる3は、現代のアウトドアシーンを席巻している大人気カラー、サンドベージュ(マットで落ち着いた淡いカーキ系)へと大胆に生まれ変わっています。
自然の土や草木の色に優しく溶け込むアースカラーなので、こだわりのテントやウッド調のテーブルに置いた瞬間、まるで雑誌の1ページのようなおしゃれな空間を演出してくれます。
ここで、両モデルの具体的な仕様と、買い物の決め手となるポイントを表で整理してみましょう。
| 項目 | 風まる2 (CB-KZ-2) | 風まる3 (CB-KZ-3) |
|---|---|---|
| 本体カラー | ブラウンメタリック | サンドベージュ |
| 専用ケース | カーキ系(暗めの旧型色) | カーキ(アウトドア調の明るめ) |
| 最大発熱量 | 3.5kW (3,000kcal/h) | 3.5kW (3,000kcal/h) |
| 耐荷重 | 15kg | 15kg |
| 防風性能 | ダブル風防ユニット | ダブル風防ユニット |
| 生産国 | 日本 | 日本 |
| 実売価格の傾向 | 比較的安い(在庫限り) | 最新モデルの価格 |
どちらも最大発熱量3.5kW(3000kcal/h)で屋外でも高火力をキープ
両モデルに共通している3.5kWという火力は、ご家庭にあるシステムキッチンの強火バーナーとほぼ同じという、驚異的なパワーを誇ります。
秋口の少し肌寒いキャンプ場で、家族が震えながら「温かいものが飲みたい」と言っている時、微風にあおられていつまでもチョロチョロとしか火が当たらないコンロではストレスが溜まりますよね。
風まるシリーズなら、屋外の冷たい空気の中でも力強い青い炎を吹き出し、あっという間にケトルのお湯を沸騰させ、冷えた体を芯から温めるコーヒーを淹れることができます。
ダッチオーブンも置ける耐荷重15kgのタフな仕様は完全共通
耐荷重15kgという数字は、ただ重いものが置けるというだけでなく、料理の幅を劇的に広げてくれる魔法のスペックです。
水や根菜をたっぷり入れたファミリーサイズの重たい土鍋はもちろん、アウトドア料理の王様である分厚い鉄製のダッチオーブン(約10インチサイズまで)をドンと乗せても、脚がグラつくことは一切ありません。
じっくりと炭火で煮込むのも楽しいですが、火加減の調整が難しいダッチオーブン料理こそ、つまみ一つでとろ火から強火までコントロールできるカセットコンロが圧倒的に有利なのです。
持ち運びに便利なイワタニ純正キャリングケースも両モデルに付属
カセットコンロを購入した時の紙箱をそのまま収納に使っていると、何度も出し入れするうちに段ボールが破れ、生活感丸出しになってしまいますよね。
風まるシリーズには、持ち手がついた頑丈なブロー成型ハードケースが最初から付属しているため、まるで専用の工具箱のようにスマートに持ち運ぶことができます。
車のトランクの中で他の荷物に押しつぶされて本体が変形する心配もありませんし、保管時にホコリをかぶってバーナー部分が目詰まりするトラブルも防いでくれます。
ネット通販の実売価格では旧型の「風まる2」が1,000円前後安い傾向
大手通販サイトの価格推移を見ていると、すでに生産が落ち着き、市場の在庫がメインとなっている風まる2の方が、新製品である風まる3よりもお買い得に手に入るケースが目立ちます。
中身の性能が全く同じである以上、「コンロはあくまで実用品だから、色が茶色でも気にしない」という合理的な方にとっては、風まる2は非常にコスパの高い賢い選択と言えるでしょう。
なぜ風まる3になっても機能面のアップデート(違い)がないの?
「せっかく型番が新しくなったのに、どうして見えない部分の改良をしてくれなかったの?」というモヤモヤした気持ちに対する答えは、イワタニの技術力に対する並々ならぬ自信の表れです。
特許取得の「ダブル風防ユニット」による防風性能がすでに完成形だから
イワタニが長い年月をかけて開発し、特許まで取得した「ダブル風防ユニット」は、外側と内側の二重の壁で風の侵入を徹底的にブロックする、まさに芸術的な構造をしています。
海辺のキャンプ場や、ビル風が容赦なく吹き抜けるような河川敷でバーベキューをしてみると、その凄さがはっきりと体感できます。
強風が吹いて紙皿が吹き飛ばされそうになる状況でも、コンロの炎は不思議なほど静かに、そして真っ直ぐに鍋底を温め続けてくれるのです。
これ以上風防の高さを上げたり隙間を埋めたりすると、燃焼に必要な酸素まで遮断してしまい、一酸化炭素中毒などの深刻なリスクを高めてしまうため、すでに安全と性能の最高到達点にいるのだと考えられます。
キャンプギアとして近年人気の高いアースカラー(サンドベージュ)を投入したかったため
ここ数年のアウトドア市場のトレンドを見渡すと、真っ赤や青といった派手な色合いは姿を消し、自然の景色に溶け込むアースカラーが圧倒的な主流になっています。
ユーザーからも「風まるの防風性能は最高に頼りになるけれど、メタリックな茶色がうちのナチュラルテイストのテントサイトに合わず、浮いてしまうんだよな」というリアルな声が少なからず上がっていました。
そこでイワタニは、あえて完成された機能には手を加えず、現代のキャンパーが最も求めている「サイトの雰囲気を壊さない、心ときめく色」を届けることだけに全力で注力したのです。
共通部品(ホーロー用鋼板や真鍮バーナー)の継続利用で本体のコスト高騰を抑えるため
現在、金属部品の原材料価格や海外からの物流費が、世界中で信じられないほど高騰し続けている背景があります。
もし風まる3のために全く新しい金型を設計し、バーナーや五徳の形状を少しでも変更していたら、開発費が上乗せされ、販売価格は今の1.5倍近くに跳ね上がっていたかもしれません。
風まる2で確立された優秀なパーツや製造ラインをそのまま引き継ぐという決断をしたからこそ、私たちは手に入れやすい良心的な価格のまま、おしゃれな新色を楽しむことができるのです。
風まる2・風まる3をアウトドアや災害時に100%使いこなす実践手順
強風の中でも確実に炎を守り抜く風まるシリーズを手に入れたら、正しい使い方と便利な拡張パーツを知ることで、そのポテンシャルを限界まで引き出しましょう。
付属の専用ケースからサッと取り出し、屋外の強風下でも一発点火するコツ
いざキャンプ場に到着して、お腹をすかせた子どもたちが「まだご飯できないの?」と待っている時、もたもたせずに一瞬で火を起こせるのが風まるの真骨頂です。
平らで安定したテーブルや地面に本体を設置したら、カセットガスをマグネット方式の受け口に合わせ、「カチャッ」と確かな手応えがあるまで押し込みます。
風防ユニットの奥深くに守られた真鍮製のバーナーにしっかり火花が散るよう、つまみを左に回して「カチッ」と着火させるだけですが、風が強すぎる日は、自分の背中やクーラーボックスで風上を少しだけ遮ってあげると、よりスムーズに一発点火できますよ。
イワタニ純正の「鉄板焼プレート(CB-A-TPP)」をセットして本格BBQを楽しむ方法
風まるの強力な火力を最も美味しく、そして楽しく活用できるのが、別売りの純正アクセサリーである鉄板焼きプレートを使った豪快なバーベキューです。
純正の鉄板焼プレートは底面のくぼみがコンロの五徳にピタッと噛み合うように精密に設計されており、重たいお肉をトングでひっくり返す時に鉄板がズレてヒヤッとする、あの恐ろしい事故を防いでくれます。
厚みのある鉄板が3.5kWの強火で一気に熱せられるため、スーパーで買った特売のお肉でも、表面はカリッと香ばしく、噛めば肉汁があふれ出す、まるで高級鉄板焼き店のようなジューシーな仕上がりになります。
使用後はホーロー加工されたトッププレートの油汚れを水拭きしてサビを防ぐ保管術
美味しいご飯をたっぷりと満喫した後の、面倒な後片付けが圧倒的にラクなのも、風まるが多くのキャンパーから長年愛され続けている理由の一つです。
汁受けとなるトッププレートには、汚れがこびりつきにくく熱にも強いホーロー加工がしっかりと施されているため、お肉の脂が広範囲に飛び散ってしまっても、ウエットティッシュや濡らしたキッチンペーパーでサッと拭き取るだけでツルツルの輝きを取り戻します。
もしタレなどが焦げ付いて水洗いをした場合は、サビの原因にならないよう日陰で完全に水気を乾かしてから、専用のキャリングケースに収納し、家の中の湿気の少ない場所で大切に保管してくださいね。
ライバル機種と比較!あなたに最適なイワタニ製カセットコンロの選び方
イワタニには、風まる以外にも魅力的なカセットコンロが多数ラインナップされているため、ご自身の遊び方や使う場所に合わせて、本当に最適な1台を選ぶことが後悔しないコツです。
それぞれの機種が持つ個性と、どんな人に向いているのかを表にまとめましたので、頭の中を整理しながら見比べてみてください。
| 機種名 | 防風性能 | 耐荷重 | ターゲット層とおすすめな人 |
|---|---|---|---|
| 風まる2 | ◎ | 15kg | コスパ重視。とにかく安く強風対策ができるコンロが欲しい人 |
| 風まる3 | ◎ | 15kg | トレンド重視。キャンプギアの色を自然なアースカラーで統一したい人 |
| タフまる | ◎ | 20kg | 頑丈さ重視。重いダッチオーブンを使う人や、無骨なデザインが好きな人 |
| 達人スリム | △ | 鍋底26cmまで | 日常使い重視。室内での鍋料理がメインで、収納スペースを節約したい人 |
コスパ重視なら「風まる2」、流行りのテント色に合わせるなら「風まる3」
もしあなたが「コンロの見た目よりも、少しでも予算を抑えて、浮いたお金でワンランク上の美味しいお肉や海鮮を買いたい」と考えるなら、型落ちとなって価格が下がっている風まる2が間違いなく賢い選択です。
ブラウンメタリックの渋いカラーは、バーベキューの油汚れや焦げ付きも目立ちにくく、長年使い込んで傷が増えるほどに、ベテランキャンパーの道具のような深い味が出てきます。
一方で、「お気に入りのベージュのテントや、奮発して買った木製のテーブルと並べた時に、自分のテンションが最高潮に上がるかどうか」を最も大切にしたいなら、迷わず風まる3を選んでください。
より過酷な風と重い調理器具(耐荷重20kg)を使うなら上位機種「タフまる」
家族ぐるみの大人数でのキャンプが多く、12インチを超えるような巨大なダッチオーブンにカレーをたっぷり作るといった本格的な用途を想定しているなら、さらに上位機種の「タフまる」が強力な選択肢に入ってきます。
タフまるは耐荷重が20kgまで強化されており、強靭なアルミダイキャスト製の脚が重い鍋をガッチリと支え、デザインもより角ばった無骨でミリタリーライクな仕上がりになっています。
ただし、本体が風まるよりもずっしりと重くなるため、駐車場からテントサイトまで離れた距離を歩いて持ち運ぶことが多い場合は、比較的軽量な風まるシリーズの方が手や腰への負担が少なく済みます。
家の中での鍋料理など日常使いがメインなら、薄型・軽量の「カセットフー達人スリムプラス」
「実はキャンプには年に1回行くかどうかで、メインの使い道は冬場の家族でのカニ鍋やしゃぶしゃぶなんだよね」という方は、アウトドア用モデルを選ぶ前に少し立ち止まってみてください。
風まるシリーズは外の風を徹底的に防ぐために、ゴトクの周りにそびえ立つような高い壁(風防)があるため、食卓に置くと少し背が高くなり、椅子に座ったまま鍋の底の方の具材を覗き込みにくいという弱点を持っています。
室内での使用が9割以上なのであれば、テーブルからごとくまでの高さがわずか74mmという限界まで低く設計された「達人スリムプラス」を選んだ方が、家族みんなで和気あいあいと鍋をつつく時間は圧倒的に快適になります。
予算と好みのカラーを見極めて、今日からノーストレスな外ご飯を実践しよう!
ここまで読んでくださったあなたは、風まる2と風まる3の違いが、あなたのキャンプライフを豊かに彩る「色」の選択でしかないという事実を、すっきりと理解していただけたと思います。
機能も安全性も、イワタニが誇る最高品質で全く同じだからこそ、最後は「どちらの色が自分の心に響くか」「どちらを愛車に積み込みたいか」という直感で決めてしまって全く問題ありません。
お気に入りの頼れるコンロが手元にあれば、わざわざ遠くのキャンプ場に行かなくても、今度の週末の朝、庭先やベランダで少しだけお湯を沸かして温かいコーヒーを淹れるだけで、日常を忘れる特別な時間になりますよ。
また、台風や地震などのもしもの災害時、停電して真っ暗になってしまった部屋の中で、家族に温かいご飯やスープを作ってあげられる明かりと熱源があることは、暗闇の恐怖を和らげ、心に計り知れない安心感をもたらしてくれます。
ご自身の目的と予算にぴったりの最高の1台を迎え入れて、風で火が消えてしまうイライラから永遠に解放された、笑顔と美味しい匂いがあふれる素晴らしいアウトドアライフを今日からスタートさせてくださいね。
